2021年03月25日(木)

【つくしと桜】

寒い寒いと言いながらも やっと丹後も花の便りがやって来ました。

暖かな日は 気分も晴れやかになり嬉しいですね。

先日 旅館の周辺を犬と散歩をしていたら

可愛い帽子をかぶった「つくし」が仲良く並んでいるのに気が付きました。

ずいぶんと大きく育っていますので 早くから並んでいたと思うのですが

目に留まらなかったようです。

ぼっーとして歩いていたのでしょうね。

以前に常連のお客様から

「つくしの佃煮」のお話を聞いたことを思い出しました。

つくしの頭が青っぽい時期に収穫して佃煮にすると美味しいそうです。

ほろ苦さが残るようですが 子供の頃に食べた懐かしい味だと言っておられました。

すでにつくしの帽子がベージュ色になっていますので

佃煮にするには遅かったようですが

私も食べたことがないので どんな味だろうと興味がわきます。

来年は「つくしの佃煮」に挑戦してみようかな。

段々と暖かくなってきましたので

ゑびすやの渡り廊下にある樹齢100年の桜について

「桜は咲き始めましたか?」と お問い合わせが増えてきました。



ぽつぽつと咲いているのもありますが

またつぼみの状態です。

日当たりなどの兼ね合いがあるのでしょうね。

ゑびすやの桜の見頃は もう少し先のようです。

3月末~4月上旬には 淡いピンクの花がたくさん咲き

皆様の目を楽しませてくれることと思います。

桜情報につきましては またお知らせしますので

楽しみにしてくださいね。

京丹後市には桜の名所がございます。

*京丹後市峰山町 「薬師ケ丘 さくらの森公園」 

*京丹後市網野亮 「離湖公園」

どちたも一分咲きから三分咲きのようです。

その他にも 山桜や道路の道端に並ぶ桜などたくさんありますので

観賞しながら お越しください。

2021年03月09日(火)

【お花の季節がやって来ましたよ】

皆様 いかがお過ごしでしょうか

早いもので もう3月になりましたね。
丹後は暖かな日もあれば 真冬のような寒さになったりと
日ごとの気温差が激しいですが 段々と春の訪れを感じるようになりました。

先日 ご近所の農家さんから 梅の枝をたくさんもらいました。
一日だけでしたが気温が5月並みの日があり梅の花も春が来たと思ったのでしょうね。 一気につぼみが膨らみ始めたそうです。
余りにも大きな枝でしたので ロビーの大壺に生けました。

水仙は ゑびすやの庭の片隅に咲いていましたので 花瓶に生けました。 清々しい香りがして 心が和みます。

桜の枝もゑびすやのものです。
大正館につづく渡り廊下に咲く「100年桜」の枝です。
今年の雪の影響で 枝が折れていたのを拾い 花瓶に入れて温かな部屋に置いていたところ花が咲いたのです。 なぜか捨てる気になれなかったのです。
枝が折れた桜は「もうだめかも・・・」と思っていたのですが 「毎年咲いてくれてありがとう。元気になってね。」と言葉かけをしたからでしょうか 淡いピンクの花を咲かせてくれました。
何かの本で読んだことがあるのですが 「相手は言葉を話さない物であっても心は通じる。」 ということがふっと頭に浮かびました。本当だったのですね。

段々と暖かくなるにつれ あちらこちらと花が咲き始めます。
お天気の良い日は 鶯や小鳥のさえずりも聞こえますよ。
竹林庭園のタケノコも顔を出し始めるのも もうすぐかもしれません。
今から楽しみです。
皆さんの周りにも春の訪れを感じることが たくさんあると思います。
小さな春を見つけて ちょっと一服してみるのもいいですね。
私も「小さな幸せ探し」を続けていきたいと思います。